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白を背景ではなくアクセントに!

執筆者の写真: hbrackinhbrackin


お気に入りの白いアイテムや家具、部屋に置いてみたらいまいち目立たなかったり、うまく活かせていないことありませんか?


壁の白いアートやフレームがどうもしっくりこないとか。ちょっと寂しいとか。


白に白を重ねるスタイルも、素材感や形を引き立てながらですと素敵ですが、ときにはのっぺりと見えてしまうことも。


そんなときには、壁をダークに塗ってみたり、壁紙の色を変えてみてはいかがでしょう?

白いアイテムが引き立ち、より立体感も出ます。


例えば、白っぽいアートや白いフレームに入ったアートやポスター。

形が面白い花瓶やオブジェ。

デザインが美しい白い照明器具。

もっと言えば、素敵な白いソファ。形がユニークであったり特徴的で、部屋のフォーカルポイントにしたいとき、白い壁の前に置いてしまうと溶けこみ過ぎしてしまってやや残念なことも。


バックを少し濃くしただけで見え方が大きく変わります。


海外では壁には色を使い、窓枠やドア枠,巾木などを白く塗ることがよく見られます。さらに壁の色を意識してあえて白いものを置いたり。ダークカラーに対して白いアクセントは空間に明るさを与え、強いコントラストがインパクトを与えてくれます。

または、淡い色や流行のくすみ色に白をプラスすると全体的にすっきりした、クリーンな印象に。


ちょっとした白いアクセントは、反対に壁の色をより引き立ててもくれます。

お互いを引き立てる効果。どっちもハッピー!


濃い色と言っても、すごくダークでなくても大丈夫です!


白いものより少し濃いだけでも引き立てることができます。


背景の色の濃さによって効果も違うので好きなようなイメージに合わせて色を決めると良いでしょう。


ライト系の色をバックにすると柔らかなコントラストがありながら白の特徴を優しく引っ張り出すような背景を作り出すことができます。ライトグレーや淡いブルー、ピンクでも素敵です。


ちなみに自宅の寝室の壁はライト系のグレーに、白いリネンのヘッドボードの優しい素材感がより感じられるようになっています。


反対に、ダイニングの中間より少し濃いめの壁に対し、レ・クリントの白いペンダントライトがよく引き立っています。特徴の波のような形が強調され、まるでアートのような存在に。


パキッとしたシャープなコントラストがありながらもナチュラルな風合いが好きなので天然素材で柔らかさを出すようにしています。


椅子カバーも白のコットンで、上下のバランスを意識しました。白い椅子が古いテーブルの素材感をより活かしている感じがしませんか?



最後に黒に近いダークの背景をご紹介しましょう。


以前は白い壁の前に置いてあった家具とポスターは寂しく、壁が真っ白であったたてめ、ややオフホワイトの家具とポスターが黄ばんだような、汚くも見えてしまっていました。


白に白を合わせたときの注意点の一つでもあります。


そこで黒に近いチャコールのような色に塗装。オフホワイトなので純白ほどパキッとした強いコントラストはなく、全体的にソフトな風合いが出ています。でも白はしっかりと映えています。



一般的に白は背景になったり、ベースとして使われそこに家具や小物でアクセントカラーを取り入れることが多いでしょう。


でも白いアクセントともとても素敵です。


我が家はグレーの背景が多いですが、赤でもグリーンでも、紺やオレンジでも、好きに色で白と素敵なパートナーシップが組めます。


部屋全体ではなく1面だけでも、「白を活かす壁」にされてみてはいかがでしょう?


海外スタイルのインテリアにするためのコツやアイディアはたくさんあります。

そんななかでのヒントの一つでした。

ぜひご参考に!

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Home Life Style

by ヘザー ブラッキン

Tokyo, Japan

インテリアデザイン/収納空間デザイン/

住まいと暮らしのコンサルティング

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