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インテリアでの自分の本当の「好き」を確かめる

 

自宅の数カ所に好きなイメージ写真を貼っています。

 

雑誌で見て気に入ったページを切り取って、マスキングテープで貼っているだけです。

なんとなく憧れる雰囲気。自分が求めているインテリアや暮らしのムード。

目指したいものをぺたぺた貼った、家の数カ所にあるムードボードみたいなものです。

 

好きなイメージばかりで、自分の中のテーマに沿っているため、違和感はなく、部屋に馴染んでいます。



フレームに入れたら良いのにと思いがちですが、とくにアートとして飾りたいものではく、気軽に貼る場所を変えたり、その時のムードからちょっとずれたと思ったら外したり、新たなイメージを自由に貼れるようにしています。永久に貼っておくものではないと思いある時、壁に貼ったのが今は10数年もの長い年月、場所は変わっていてもどこかに貼ってあります。


飾ってある雑誌の切り抜きは、部屋全体のイメージもあれば、積み重なった古い手帳の写真や、女性が机に座っていて足元にわんちゃんがいる写真も。 真似したいインテリアというよりも、理想な暮らしや雰囲気、自分が目指したいもののリマインダーのようなものです。

目指すインテリアとは達成するものなのでしょうか。

達成しているものもたくさあると思います。その達成がさらに目指したい目標へと繋がっていくのでしょう。そしてまた達成、と繰り返していきます。


それが進化です。




今のインテリアに満足できているのは素晴らしいことだと思います。でも住まいとは満足で止まるのではなく、どんなに小さくても日々の変化が暮らしを潤わせてくれます。たとえ1本のお花であったり、キャンドルを置いたり、本棚を並べかえるだけでも、その時の気分での変化が自分に合っていたり、求めているものなのだと思います。

 

お花を1本だけでも新しく飾ったら気持ちすーっと落ち着いたり、部屋が鮮やかに見えてきたりしますよね。部屋がいきいきとしてきますし、飾る前とは部屋の姿や雰囲気が少しかもしれませんが、変わります。

お花が枯れてなくなってしまった部屋が寂しく感じるかもしれません。だからまた新たなお花を飾ります。それも進化と言えるでしょう。


それとはまた別に、ライフスタイルによって部屋は変わるものです。

家族の成長や、在宅勤務に変わったこと、新たな趣味を始めたなど、家の中を変えるきっかけは人生の中で何回も訪れます。

今の暮らしに合わせて住まいを工夫することは大きな進化です。


 

私にとってはペタペタ貼ってある雑誌の切り抜きは常にモチベーションにもなっています。


花を飾る。キャンドルを買ってみる。ソファのクッションを変えるなど、すぐにできそうで、お金もそれほど使わず、もしかしてすでに家にあるものでできる、小さな変化もあれば、壁の色を変えたり、新しい家具を購入するといった、私はミドルレベルのと言いますが、頑張ればできるかもしれないこともあります。憧れの家具を頑張って1点購入したり、もしかしたら自分で壁を塗ることができるかもしれないと思って実現してみるのも大きな進化です。 そしてミドルレベルの上がリノベーションやリフォーム。これも、いつか、、、と夢を見る人も少なくないでしょう。

 

ペタペタ貼ってある写真はある意味、自分の軸になっているような気がします。

ここ10数年間、その軸が変わっていないことを確かめることはよくありますが、変わらないんですよね。やっぱりこれらのイメージが大好きです。

 

そして、小さな変化だけではなくリフォームや大規模な模様替えの際でもやっぱりどこか、無意識であってもインスピレーションになっています。

 

そんな写真と出会ったら、ぜひとっておいてください。もしかしたらインスタグラムやPinterestのようなプラットフォームですでに保存されているかもしれません。でも場所があれば壁に貼ってみるとより身近に感じることができると思います。(冷蔵庫でも良いですよ!)住まいの中に取り入れてみることで、馴染むか馴染まないか。馴染ませるのに何を変えたら良いのかなど、これからのお部屋の進化の新たなスタート地点になるかもしれません。

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